「もう少し様子を見よう」が、一番危ないことがあります
2026-08-21
「もう少し様子を見よう」が、一...

こんにちは。
THT Harmony代表、シニアケアコンサルタント、
穏やかな暮らしのコンシェルジュのAi🌿です。
 
アメリカで生活していると、
 
「病院へ行ったら、いくらかかるんだろう。」
 
そんな心配をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
 
特に救急外来(ER)となると、医療費が心配で、
 
「もう少し様子を見よう。」
 
「明日まで待ってみよう。」
 
と思ってしまうこともあると思います。
 
もちろん、少し休めば良くなる体調不良もあります。
 
でも、高齢者の場合には注意が必要です。
 
若い頃なら数日休めば回復できたことでも、年齢を重ねると、短い期間で体調が大きく変化することがあります。
 
また、高齢者の体調不良は、必ずしも分かりやすい症状として現れるとは限りません。
 
「なんとなく元気がない。」
 
「急に食べなくなった。」
 
「いつもよりぼんやりしている。」
 
「歩き方がおかしい。」
 
「今日はやけに眠っている。」
 
そんな小さな変化の後ろに、治療が必要な病気が隠れていることもあります。
 
そして、もう一つ気をつけたいのが転倒です。
 
「転んだけれど、歩けるから大丈夫。」
 
そう思っていても、あとから痛みが強くなったり、いつもと様子が違ってきたりすることがあります。
 
「病院に行った方がいいのかな。」
 
そう迷った時に、医療費への心配だけを理由に受診を先延ばしにしてしまうことは、高齢者の場合には特に慎重に考えてほしいと思います。
 
早く相談していれば外来で対応できたものが、状態が悪化してから救急搬送や入院につながることもあります。
 
だからといって、
 
「何かあったら全部ERへ行きましょう。」
 
ということではありません。
 
主治医(Primary Care Provider)へ相談する。
 
Urgent Careを利用する。
 
症状によっては救急外来を受診する。
 
そして、緊急性が高い時には迷わず911を利用する。
 
大切なのは、「どこに相談すればよいのか」を元気な時から知っておくことです。
 
医療費が心配。
 
英語で説明できるか不安。
 
一人で病院へ行くのが怖い。
 
家族に迷惑をかけたくない。
 
受診をためらう理由はいろいろあると思います。
 
でも、
 
「もう少し様子を見よう。」
 
その判断を、一人だけで抱えなくてもいいのです。
 
いつもと違う変化に気づいたら、まず誰かに相談する。
 
それも、自分らしく暮らし続けるための大切な準備の一つだと思います。
 
次回は、
 
「アメリカでは、高齢者も数日で退院になります。」
 
アメリカの入院期間は実際どのくらいなのか。
 
そして、なぜ「退院できる=元の生活に戻れる」ではないのかについて、データも交えながらお話しします。