“頼まれたから”では続かない POAの話
2026-03-03
“頼まれたから”では続かない POAの話...

こんにちは。
THTハーモニー代表、穏やかな暮らしのコンシェルジュ、
皆様の終活サポートをしております、Ai🌿です。
 
前回の記事では、
善意だけでPOAを引き受けることの難しさについてお話ししました。
 
今回はその続きとして、
ご家族ではなく“他人”がPOAを引き受けた場合に、
特に大変になりやすい理由を、
もう少し現実的な側面からお伝えします。
 
POAには、法的な責任が伴います。
お金の管理、契約への署名、医療や生活に関わる意思決定など、
その一つひとつが、あとから責任を問われる可能性のある判断です。
 
また、何かトラブルが起きたとき、
説明や対応を求められるのはPOAであることがほとんどです。
思いがけない行き違いや誤解が生じたときも、
その調整役を担うことになります。
 
ご本人のご家族や親族、第三者から、
「なぜあなたが決めるのか」
「本当に本人のためなのか」
と疑問を向けられることもあります。
悪意ではなくても、
立場上、疑われやすい役割であるのは事実です。
 
そして現実的に大きいのが、
銀行、役所、医療機関とのやりとりの大変さです。
書類の準備や本人確認、
同じ説明を何度も求められることもあり、
一つの用件に、時間も労力も取られることが少なくありません。
 
こうした対応が重なると、
時間的な負担だけでなく、
精神的な疲れも蓄積していきます。
 
善意で引き受けているのに、
ありがとうと言われるより、
クレームを受ける立場になることもある――
それが、他人のPOAの現実です。
 
POAという役割は、
外から見るよりも、ずっと“重たい”立場です。
だからこそ、引き受けている方が
孤立しないことがとても大切だと感じています。
 
次回は、
POAを引き受ける前に考えておきたい
「どこまで担うのか」という境界線について、
まずは【医療に関するPOAの役割】からお話しします。
 
Ai🌿